IYC ウェルエイジングヨガ指導者養成
ケン先生、今井美紀先生によるウェルエイジングヨガ指導者養成コースが開講されました。私は特別監修を担当しており、IYC世田谷におじゃましてきました。
閉経を境に大きく変わる女性のからだにフォーカスし、”アンチエイジング”ではなく、”エイジング”を前向きにとらえていくウェルエイジングヨガ。スタート当初は、ちょうど更年期にさしかかるくらいの年代の女性がメインの参加者となると考えていたわけですが、これまでを見ていると決してそういうわけではなく、お母さんが更年期でつらそうだから、という若い女性や、ご自身のスタジオの参加者が女性ばかりなので、という男性スタジオ経営の方など、幅広くご参加いただくクラスに成長しています。
今回も、これまで『ヨガ』というぼんやりとしたベールに包まれて、クリアにされてきていなかった部分の中で、きちんと分かっていることは明らかにし、みんなで正しく理解することを目標にお話しを担当いたしました。 女性は女性なりに、男性は男性なりに、初めて知ったこともかなりあったようです。不思議に思っていたことの理由がはっきりしたり、目からウロコ!なことを知って驚いたり。和気藹々とした時間となりました。
このウェルエイジングヨガに興味をお持ちになり、集う方々にはある特徴があることを感じています。それは、指導者養成コース特有の”ガツガツ感”がまったくないこと。考えてみればヨガインストラクターは個人事業主ですから当然、売り上げ、利益のことを考えることでしょう。しかし、ここに集まる多くの方からそういう空気を感じることはほとんどないのが現状です。どなたかのためになるから、これからきっと役に立つから、そんな純粋な知識欲を感じます。
この『ウェルエイジング』という考え方が、超高齢社会の日本に広く広まっていくことを願っています。