脳を活性化させるために

脳を活性化させるために、普段からどんなことができるか。そんなことをいつも気持ちのどこかに置いています。

ひとつ目は、ON と OFF をはっきりさせること。
メリハリ メリとハリ ですね。やるときとやらないときをはっきりさせる。クルマの運転もおなじ。歩行者の近くを通るような道ではスピードをしっかり落とすけれど、高速道路で前の視野が開けているときには、まわりのクルマの流れに乗った走行の方が安全。そんなイメージのメリとハリ。

”メリ”のときに、仕事のときとはまったく違うアタマの中になれるような、趣味なり没頭できるなにかがあること。そしてそれに全力投球できること。私だったら自分のためのヨガの時間だったり、トレーニングの時間だったり、ジムでの仲間との時間だったり。”メリ”のときに、どれだけ”ハリ”のときには使わないアタマの部分を使えるかどうか、ということを意識しています。脳の中が仕事でない世界に一瞬でも入り込めると、かなりのリフレッシュになるように思えるから、夜眠る前はとにかくPCを見ない、スマホをさわらない、できるだけ”メリ”の状態に近づけるようにしています。

ある意味、脳のための積極的休息 とでも言いますか、ONのときに使わない部分を優先的に使い、ONのときに使いたい脳を休める。そんなイメージです。

ふたつ目は、からだのいろいろな部分を動かしながらルーチンワークを行うこと。
日常、PCを目の前に4台並べていますが、すべてマウスは別々 つまりマウスも4つ。左端には画像解析のためのPCがあります。そのPCを操作するマウスは、あえて左手で動かし、クリックするくせをつけています。

診察するとき、内診台が自動で定位置まであがるまでの数秒に、内診台と一緒につま先立ちでアップし、ふくらはぎを意識して動かすのも、すでにくせになっています。

3つ目は、わくわくする気持ちを積極的に楽しむこと。
心からわくわくできるイベントなり出会いなどがあればそれは最高ですし、ちょっと緊張がともなうような場であったとしても、緊張をわくわくにおき換えることもきっとできるはず。子供のころ感じたようなわくわく感は、脳のあらゆる部分をいろんなかたちで刺激してくれると思っています。

おうちに帰っても仕事のことばかり考えてしまう。次の日の朝も元気が出ない。そんな方がいらしたら、ぜひ”メリ”の時間を持つ習慣をつけてみてください。ただ、人生の中で今が山場だ、そう思えるときは突っ走るのもありだと思います。そんなときはきっと、気合で乗り切れるはずですから、きっと大丈夫!

私も土曜の診療を終わり、これから”メリ”の時間を満喫してきますね!

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