『トレーナー向け女性のからだセミナー』アンケートより
先日開催いたしました『トレーナー向け女性のからだセミナー』。ご参加のみなさまからいただいたアンケートをながめております。
思ったよりもJISSでの講義や自身のセミナーからのリピーターが多く、しかも 「同じ話しかもしれなくても何度も聞いた方がいいと思う」 「前に聞いたときよりも復習もしたからか納得がいった」 「毎回 そっか… と学んでいます」 との声をいただきました。あたりまえですが、お伝えする軸は同じです。そこの枝葉末節に、私の経験した症例のお話しだったり、出てきてしまった言葉の解説だったりがくるわけです。原稿もありませんから、その場のLIVEでエピソードを選んで、話題を追加していますので。
これから聞きたいテーマとしては、私がセミナー中に もっと掘り下げたホルモンの話しをいずれしましょう とお伝えしたことも影響しているとは思いますが、
・マニアックなホルモンの話しが聞きたい
・妊娠中・産後のトレーニングについて
・ピルについてもっと詳しく知りたい
・年齢別にわけた女性のからだの変化について 特に更年期
・骨盤底筋について
他には
・今回の(2時間)を1日くらいかけて詳しく聞きたい
・5回くらいのシリーズ化にしてほしい
など、内容てんこ盛りであることへの対応策となるご意見もいただきました。
ご参加いただいた方自身が元アスリートだったケースも少なくなく、現役時代に知りたかった という切実な声もございました。やはり、必要とされている分野ですよね。さらには、どんな働きかけをすれば、生理周期を気にすることが大事なことなんだ と伝えられるか そんな男性からの思いも聞かれました。
スポーツ心理学だけに限らず、ひととの関係性を築く中で ”ななめの関係” にあたる人をもっておくといいと思っています。すぐ近くにいる人、とても仲のいい人ではなく、適度な距離感があって、かつ自分のためになるアドバイス、その時必要なアドバイスをくれる人。そんな人、思い浮かべられますか? 選手がそれぞれ、そんな関係の人を見つけられるといいですよね。生理がきていないことをお母さんやコーチには言えなかったとしても、たとえば食堂のおばちゃんには話せる。そんなあいだがら。
”ななめの関係”をつくろう!と思ってつくれるものでもないですから、現実は難しいのかもしれませんが、女性アスリート全体に向かって話すときに、話しやすい誰かを見つけてほしい そんなニュアンスでいいのかもしれませんね。
ピルに関しても、女性の参加者から、男性参加者に私の意図が正しく伝わっているかを懸念する意見もありました。確かに と思う部分もあり、次回以降、補足を含めたお話しにしていきたいと思っています。
たくさんのご意見、ご感想、ありがとうございました。これからの参考にさせていただきます。