オステオパシーって知ってますか?
オステオパシーという言葉を聞いたことがありますか?
今日参加したヨガのワークショップで、オステオパシーという手技療法を施術する方たちと出会いました。
オステオパシーとはOsteon(骨)とPathos(治療)の2つを語源とする療法であり、骨のみを調整する手技とは異なり、骨格などの運動器系、動脈・静脈やリンパなどの循環器系、脳脊髄液の循環を含む脳神経系など、解剖学あるいは生理学など広範囲の医学的な知識の元に、手を使って治療を加える治療法だそうです。
西洋医学の医者としてエビデンスのある西洋医学を大前提にしてはいるものの、ヨガや東洋医学、カイロプラクティック、鍼灸やアロマテラピーなど代替医療とされるものを上手に組み合わせることで、より楽にすごしていける、そんなファジーな考え方をおすすめしている私としては、こんなにちゃんとした歴史もあり、海外ではきちんと確立されている方法があったということを知らなかった。そのことに少なからずショックを受けました。
お会いした彼らの話しによると、せっかく学んでも”オステオパス”をなかなか正しく知っていただくことができない、業界自体も業界自体の認知度を高める とか 業界を大きくする といった努力はなされていない というのが現状のようです。彼ら自身は人としても治療家としても、信用に値する素敵な方たちでしたからこそ、もったいないな、と。
スポーツドクターとして関わらせていただいている女性アスリートには、婦人科、整形外科、カイロ、整体、どこにかかってもどうにもならない腰痛を抱えながらがんばっている方もいらっしゃいます。そんな方に、一度オステオパシーの施術をすすめてみようかと思っています。そして私自身も、オステオパシーについてもっと学びたいと思いました。