あくまでフェアな立場で女性の健康を守りたい

今日はある企業とミーティングがありました。創業から3年、ここ1年くらいで世の中の認知度が抜群に高くなった組織です。 話題は と言えば当然、健康や運動、食に関わるお話しではあるわけですが、私の場合は特に”女性の健康”に関する話題。
トレーニングをし、食習慣を変えることでからだが変わった女性に、変わってほしくない変化まで起こっている。こういったトラブルに対し、これまで個々の対応をして参りました。これからはトレーニングを指導なさるみなさんに、この女性特有のトラブルが起こる可能性、その理由などを知っていただく、女性がトレーニングをする際のプロトコールを監修する、そのような取り組みをしていくことになりました。

先方からのさらなる希望としては、ホームページなどで私を紹介することだったり、先方が私がいるクリニックを提携先であると周知徹底をすることだったり。ものすごく知名度の高い企業ですから、もしかすると提携をすることで知名度が上がることを良かれと思うドクターもおられるかもしれません。しかし、私としてはそれを望みません。申し訳ありませんが裏で支えます、というお答えをさせていただきました。

私が仕事相手を選ぶ際に、相手先とのお取り組みが社会の役に立つ取り組みであること を最優先いたします。逆に言えば、尊敬できる相手、理念に共感できる企業でなければお仕事をご一緒させていただくことはありません。今回はたいへん共感できる理念、考えをお持ちであるにもかかわらず、現時点でさまざまな評価を受けている企業であるからこそ熟考を重ねた末に、このようなおつきあいの仕方をさせていただくことにしました。

あくまでフェアな立場で女性の健康を守りたい。きれいになろう、健康であろう、理想に近づこう、そう努力する女性を裏切ることだけはいやだ。そう願っています。だからこそ、この企業を裏から支えます。

担当の方たちにこうお願いをしました。
私がご一緒するからには、これから企業としてさらに成長していただかなくてはなりませんし、社会を裏切ることがあってはなりません。そこのところだけは守っていただきたい。
知れば知るほど、ひとの健康に対して真面目に取り組んでいる企業です。6割を占める女性のクライアントに対して私ができることをしていきたいと思っています。

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