現役引退後アスリートとの連携
イーク表参道に、ソチオリンピック日本代表のアスリートがお越しになりました。ご本人からのご相談をひととおり診察し終えたあとで、女性アスリートをとりまく環境、妊娠・出産など女性にとって大きなライフイベントとの兼ね合い などなど、ざっくばらんに話しをお聞きし、こちらからもお話しさせていただきました。
彼女は現役を引退し、現在はマラソンやトライアスロンなどに取り組んでいるそうです。さらにはママになる / ママになったアスリートを支えるプロジェクトをされているとのこと。
お話しをお聞きして感じたことはやはり、女性アスリートが困ってきたことは、女性アスリートが一番よく知っている ということ。当然、戦いの現場を離れたからこそ見えてくるものもあったでしょうし、現役時代から今までまったく変わらずそこにあり続ける問題もあることでしょう。しかも、これからのアスリートを支えていきたいと強く思っておられる。すばらしいことです。
女性アスリートを支えるのは私たちだ! そう思い、栄養・心理・婦人科 さまざまな方面からサポートをしはじめてきましたが、”現役引退後のアスリート”との連携こそ、ものすごくこれからのヒントになる。そう思わせていただきました。現場の声 しかも、すでに現場にいないからこそ発すことができるであろう 冷静な現場の声 をいただきながら多職種連携をすすめていきたいと願っています。