どんな人間関係を求めているかということ
昨日の仙台訪問は、今年の2月以来8か月ぶりのことでした。再び訪れた仙台での交流は、私にとって理想的な、ほんとうに心温まるものでした。
東京を中心に活動している私にとって、丸一日をかけてのお仕事をさせていただくにはやはり、ほどほどのハードルがあります。同じ数時間のお話しを担当するといっても、東京でのお仕事であればその後の仕事を組むこともできますから。また、飛行機、新幹線での移動がかなり早くなってきたとは言うものの、長距離を移動したあとの倦怠感、帰宅後の疲労度はやはり東京での仕事とは異なるものです。
なんて言いながらも今朝も5時台に目が覚め、ヨガをし、すでに活動を開始しているわけですからまったく生活には問題はありませんが。
2016年もすでに遠方でのお仕事をいただいております。かわったところでは春の広島でしょうか。実現のほどは不確かですが、Hawaiiでのオファーも来ております。
このような遠方でのお仕事を請けさせていただくにあたって私自身が決め手にしていることがらがあります。それはやはり、ご依頼くださった方と私とのあいだがらにほかなりません。地方での学会のついでにお請けするお仕事があるのも確かです。が、わざわざそのお仕事だけのために時間と体力と時にお金をかけて行く場合には、お誘いくださった方への並々ならぬ思い 例えば感謝の気持ちだったり同志としての友情だったり、があるからこそ行こうと思う気持ちになるわけです。
今回の仙台は、知らないところへ伺うという気持ちではありませんでした。最近行けていなかった友だちの家にお邪魔する、そんな気持ち。会場の準備をしてくださった老人介護施設のスタッフのみなさんとも再会となり、私自身、介護施設の近況をお聞きするのがとても楽しみでした。老人介護の仕事はからだも酷使する、気持ちもつかう、国がサポートする体制がものすごく整っているとはとても言えない、そんな環境の中で、ほんとうにこの仕事が好き!そう思いながら介護のお仕事を続けてくださっているみなさんにあたまが下がります。これからの超高齢社会、より高齢者が増加する日本において、核家族化がすすむ都会ではとくに介護施設や介護職の活躍が必要となってきますから。心からお礼をお伝えしたいです。ありがとうございます。
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あたたかく迎えてくれる方たちとは、年に何度もお会いできるわけでなくとも心の交流がはかれているもの。だからこそ足が向くわけですよね。お互いさまざまな仕事を持ち、なかなか作れない時間の中で心の絆を深め、会えた時には心の底からの笑顔で会える。これからも出会えた方たちの中で琴線に触れたみなさんと、そんな関係性を築いていきたい。そう願っています。