サビチェック=酸化ストレス の結果は…

からだのサビつきとは、活性酸素によって酸化する現象です。生活上必要な酸素のうちの一部は、呼吸をするたびにエネルギーの高い「活性酸素」に変化します。過剰な活性酸素は体内のDNAを 8-OHdGという物質に代謝させ、疲労感やお肌のしわなどの老化を引き起こします。
たばこや紫外線は酸化ストレスとなることは知られていますが、適度な運動 も度を超すと酸化ストレスとなります。

今回は、私自身が『45分の無酸素トレーニング+60分の有酸素運動』の前後で8-OHdGを測定してみることによって、過度な運動によって酸化ストレスは発生しているのか?、その酸化ストレスを「サビチェック」はちゃんとキャッチできるのか? を試してみました。

楽しみにしていた結果が郵送されてきました。

左がトレーニング前、右がトレーニング後。
「サビチェック」は強度の高いトレーニングによる酸化ストレスをちゃんとキャッチしていました。しっかりしたトレーニングは本当に酸化ストレスとなるのですね。なるほど、納得!と思いながら結果を拝見しました。コントロール群として、なかなかないお休みの日、一日ゆっくりした夜に再度チェックしてみたいなぁと思っています。

アスリートは強いストレスにさらされた生活を続けます。中期的にこのチェックを繰り返すことによって酸化ストレスを目に見える化し、抗酸化作用のある食材を摂る、酸化ストレスを産む生活習慣を改善する、などの方法でより酸化ストレスを減らす努力につなげていくのもありかも、と考えています。

ぜひみなさんも、ご自身の生活・からだを客観的に見る方法のひとつとして試してみてくださいね。

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