今年の漢字 2015

今年一年を漢字 一文字で表す「今年の漢字」。先日京都の清水寺で発表されたわけですが、安全保障関連法案の採決に関心が高まった年であることから「安」が選ばれたとのこと。

みなさんにとっての一年はどんな漢字で表すことのできる一年でしたか?私もこの一年を振り返る意味で、どんな漢字が一番マッチするかを考えてみました。



私にとっては、医者・医療・病院という環境を飛び出し、女性の健康を考える多くのみなさんと交流を持つことができた一年でした。

医者は医療という枠組みにおいてはリーダーともなれる職種ではありますが、自分の守備範囲ではない世界を避けたがる傾向があります。だからこそまわりはみな医者・話題はすべて医療関係・いる場所はいつも病院 という環境でずっとずっと過ごすケースが大半です。医療職ばかりのぬるま湯の世界から、医者である前にひとりの人として見られる世界へわざわざ飛び出していく。本来、医者が医者としてのみ過ごしていくのであれば、あえてそんなことをする必要もないわけで、自分の殻を破る、自分が一番得意とする分野から飛び出す、そうすることによって医者だからといって守られる
ことのない世界で自分を高めるための刺激をいただける、そう考えています。

そして女性の健康を考えるという軸に、多くの職種のプロフェッショナルがお集まりくださいました。ヨガの世界でもそう、スポーツの世界でもそう。これは本当にうれしいこと。「誰かの役に立つ」 ことを正しく広く、必要としている多くの女性の元へ届ける。そんな揺るぎない信念を胸に私と交流をお持ちくださった多くのみなさんに、同じプロフェッショナルとして心からの敬意と心からの感謝を伝えたいと思います。

2016年も高い志をお持ちのみなさんと交流を深め、楽しく自分らしい社会貢献の方法を考えていきたいと願っています。

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