女性ジュニアアスリート指導者講習会@JISS

文部科学省委託事業 「女性ジュニアアスリート指導者講習会」が開催されました。H26年からスタートしたこの講習会は今回で4回を数え、委託事業としての開催は本日でラスト。来年度もプロジェクトは継続されますが、ひとつの区切りです。もともと指導者向けのハンドブックを作成し、その執筆者が講義を担当する というコンセプトでスタートしたこの講習会、今でこそ女性アスリート向けの取り組みをさまざま目にしますが、JISSにおける講習会はその先駆者的なプロジェクトだったと思っています。

延べ400名を超える運動指導者のみなさん、スポーツ関係のみなさんにお話しをお聞きいただきました。この後は、都道府県の体育協会や各種競技団体主催の講義へと単位を変えて思いを継続していきたい というところが現状です。

これからも女性アスリートはたくさん誕生していきます。この講習会の終了が女性アスリート支援の取り組みの終わり、ということでは決してありません。JISSにおける開催をモデルケースとして、より多くの指導者のみなさん、その先にいる多くのアスリートに正しい情報が届けられることを願っています。



今回は最終の講習会開催である旨がすでに告知されておりました。そのためもあるのか、遠方からのご参加、特に男性の割合が多かったように思います。今日、はじめて知ったお話しもきっとあったことでしょう。体育協会、競技連盟、学校関係、報道関係、スポーツ関連企業、さまざまお越しいただいております。ぜひさまざまな角度から、女性アスリートを取り巻く環境を良いものにしていくために、いろいろな形でお取組みをいただけたらと願っています。本日ご参加くださいましたみなさま、ありがとうございました。

余談になりますが…

この講習会ではいつも、JISSに関わっている小児科スポーツドクター、整形外科スポーツドクターや長い間この分野の研究を続けてこられた研究者の方と一緒になる休憩時間があり、その際のおしゃべりが本当に楽しいです。これから先の女性スポーツ界の展望、必要とされるであろうサポート、そこから派生するビジネスの可能性を感じるおしゃべり。それぞれがそれぞれの分野で真摯にアスリートに向き合っておられる先生方だからこそ、出てくる言葉に重みがある。その言葉をお聞きできる私は本当によい刺激をいただいている。そんな気がします。
いつも本当にありがとうございます!

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