精華女子高校 バスケ部サポート@福岡

2回目となる精華女子高校 バスケットボール部のチームサポートへ行ってきました。ドームがサポートするチームは高校、大学、社会人、プロ、さまざまありますが、チームサポートのために複数回 訪問するのは、精華女子高校が初となります。しかも福岡。

ドームとして女子チームをサポートしていくにあたり大切に考えていることは、同じ方向を向いて一緒に成長していけるチームであること、そして変えるべきもの、習慣などがあるとしたら変えていく勇気を持っているチームであること。そのためには選手ひとりひとりとコミュニケーションを取ることももちろん大切ですが、監督やコーチなどの指導者とはより強くしっかりとした絆で結ばれている必要があります。そういった意味で、精華女子高校バスケットボール部は、ドームが積極的にサポートしていきたい要素をすべて満たしているチームと言っても過言ではありません。

7月の初訪問以来、久しぶりの再会。3年生は引退し、新3年生と新2年生という新体制での再会。前回の講義を聞いてもらってからどんなことを気にするようになったか、どんなことに気をつけるようになったか、ざっくばらんに話す場を持ちました。さらに、栄養面、トレーニング面、健康やからだの面 それぞれにおける質問を出してもらい、私がアドバイスするかたちで進めていきました。



もっとも変わったのは、「捕食の選び方」のようでした。彼女らなりに、捕食をどう選ぶべきかを考えながら毎日を過ごす習慣がついたようです。

もう本当に素直で本当に熱心で、私からしたらかわいくてかわいくて仕方ない選手たち。



さらにあまりしっかり練習できない生理中のための、ストレッチとアイソメトリックトレーニングを兼ねたヨガのポーズをいくつか紹介し、一緒にトライしました。





ある競技に特有の練習を積み重ねてきた選手では、当然競技特性の高いからだが出来上がります。競技で活きるからだ作りを考えた際、その競技のための練習はもちろん必要なことですが、その練習だけになってしまうとあまり使わない筋肉、あまり動かされない関節、あまりストレッチされない筋肉群などが生じるのも確かです。本当に機能性の高いからだ作りを考えた場合、競技で使いにくい筋肉、関節、その動かし方に目をむけることも必要になってきます。

バスケットボールの特にディフェンスでは、殿筋群が常に収縮した状態で姿勢を作っている選手が多く、殿筋群の収縮を起因としてさまざまなくせが生まれ、その継続によってシンスプリントや外反捻挫などのけがにつながるケースも少なくありません。

今日のトライでは、アイソメトリックトレーニングがこんなにキツいなんて、バランスがこんなに取れないなんて、関節がこんなに硬いなんて、そんな感覚を持った選手も多かったようですが、驚くべき変化がありました。もともと立位体前屈で手がまったく床に届かなかった選手を含め、全員が床に手をつくことができるようになったという変化。ほんの1時間弱のトライで、これはすごいこと。





これからもぜひ意識的に、意味のあるストレッチを組み込んでいってもらえたらと思っています。

そして次は、毎年東京で開催されるウインターカップでみんなに再会したいと思っています!絶対来て!待ってるから!



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