yogaの先生が言いたかったこと
多くのyoga teacherがそうであるように、私はyogaをお伝えさせていただいてはいるけれど
並行して たくさんのyogaの先生のクラスを訪れ、自身のyogaを深めていっています。
asanaだけでなく、yoginiとしての考え方や選択の方法を学ぶ機会も多くあります。
ずいぶん前に出会ったyogaの先生 白髪のおじいちゃん先生が
座学の雑談でお話しくださったこと。
「入ったトイレで トイレットペーパーがなくなったら
かならず 取り替えなさい」
「もし、取り替えていなくて すぐ次にトイレに入ったヒトがそれを見たら
あなた自身が そういうヒトだと思われるから」
そうだよね、変えるよね、
あたりまえじゃん?
みんなも変えるでしょ?
そう思ってた。
でも先日、ようやく私には分かった。
おじいちゃん先生の言いたかったことはなんだったのか。
ヨガのスタジオでトイレが空くのを待っていたら
トイレから出てきたヒトが 約1mはあろうか という間隔をあけて
右と左のスリッパを 置き去りにし、立ち去った。
よっぽど 時間がなかったのか あせっていたのか。
そのときに
あの先生が言いたかったことは このことなんだ。
やっと気がついた。
ルールでもない。マナーとまでもいかない。
あたりまえのことと言えばあたりまえすぎるくらいのこと。
でも、ほんの一瞬に人となりが見えてしまう。
きっと、そんなことを私たちに伝えてくださったのだと思う。
『トイレットペーパーがなくなったら
必ず 替えておけ。』
応用の利く いい教えをいただきました。
ナマステ☆