製薬会社 医薬情報担当者向け講習会

今晩は、製薬会社の医薬情報担当者(MR)向け講習を担当させていただきました。私が医者になったころからある意味育てていただき、製品を通して医療を支えていただき、今でもたいへんお世話になっている会社です。

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クリニック勤務をメインとしている今、私が提供させていただける情報は『現場の声』。臨床の場における具体的なお話しをしました。数ある治療法の中からの選択理由、患者さんに納得いただける説明方法、使用に際して工夫していることなどまさに現場の声。まだ製品をご使用いだだいていないクリニックのDrへ、製薬会社としてどんなお伝え方をしたらより伝わるかを知りたい。そんな趣旨の講習会でした。

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花金の夜、みなさんたいへん熱心にお聞きくださり、頭の下がる思いでした。
今回の講習に、私のような若輩を選んだ理由について、終了後お尋ねしてみました。お答えは『先生が、先生だから です』とのことでした。その意味するところは簡単には理解しかねますが、ありがたくお言葉をいただきました。

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一番うれしかったことは若い女性のMRから、『私も先生みたいな先生なら婦人科にかかりたいです』と言っていただいたこと。敷居の高い婦人科受診を少しでも身近なものに感じていただけたのなら、それだけでも意義のある時間だったと思います。
実際、異業種の方に医療についてお伝えすることは難しいです。しかし、知っていただく意味はとても大きなものがあると思っています。これからも、いろいろな分野の方にお伝えしていきたいです。

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