イーク表参道 開院1周年
イーク表参道は3月1日に開院1周年を迎えました。去年の今ごろは、受付のカウンターがまだ取りつけられていない だとか、物品の搬入がこれから だとか、そんなこんなを鮮明に思い返すことができます。
昨年2月、新しいクリニックをともに創りあげていこうという同じ思いを抱いた仲間たちと出会い、大きなもめごとも大きなトラブルもなく、1年無事にやってこられました。さらに経営的に見てみればたった1年、たった12か月という期間のあいだに単月黒字までたどり着き、ありがたい限りです。
みんなががむしゃらになることもなく、やや余裕をもって普段の業務を遂行していて、かつ黒字化をめざすことはそれほど容易いことではありません。しかし、気持ちや時間にある程度のゆとりがなくては理想とするクォリティは保てないことも確かです。
スタッフがいつも笑顔でいられる職場環境とは、業務量の調整、個人のモチベーションの高め方、その維持方法、みんなで高みを目指す気持ち、マイナートラブルの解決策、スタッフとの距離感、この生きた現場でしか学べない大切なことをたくさん学ばせていただいたと思っています。
主体性なく過ごしても1年、なんとなく毎月お給料をもらっても1年、あっという間です。逆に、1年前、白馬の王子様に見えた彼氏が、1年後には枯れた人に見えてしまうことも、新規オープンしたお洒落なカフェが1年後には気づいたらcloseしていることも、意気揚々と入社した新卒新入社員が1年後、社会のいろいろに潰されてやる気もないサラリーマンになっていることもあります。
1年という時間のあいだに、どんな変わりかたができたか。自己評価以外にも、まわりや社会からの客観的な評価も大切でしょう。この節目を機に、そのあたりについて一度自分なりに振り返ってみたいと思っています。
そして、次なる1年をより確固としたものにしていくための糧とできたらうれしいです。