慶應義塾大学チアリーディング部で

慶應義塾大学チアリーディング部のチームガール向けに、婦人科講習会を開催します。チームガールへ正しい知識を伝えることにより自らのカラダに興味を持っていただき、女子アスリートとしての魅力をアップさせていただくことを目的としています。

今回のケースを皮切りに、ドームがサポートしている強豪チームからこのお取り組みをはじめてみることになりました。
高校や大学でスポーツに真面目に取り組んでいる選手の中から、ゆくゆくは日本を背負う代表選手が出てくると考えれば、学生時代に正しい知識を身につけていただくことはとても大切なことに思えます。

たとえば。
試合の日に当たってしまいそうな生理を安全にずらすことができること。
異常はないと言われたけれど、それでも辛い生理痛を緩和する方法があること。
生理前に胸が張って競技の妨げとなるのを緩和できること。
生理前に暴食してしまう理由があるということを知ること。
生理の出血量が多くて集中できない場合、できることがあるということ。

多くの女子アスリートが正しく新しい知識を手に入れることができないまま、先輩から聞いた話しや雑誌で得た知識だけでどうにかしていることが多いです。また、スポーツドクターが所属しているような実業団や連盟でさえも、婦人科ドクターがいなくて十分な情報が得られなかったり、女性ならではの問題であるがゆえに相談、解決できないままやりすごしているケースが決して少なくはありません。

草の根レベルの活動ではありますが、このような機会を活かし、いろんな部活やチームに、「ウチでもその話しをしてほしい」 と言っていただけるような講習会を準備していこうと思っています。
開催は5月です。私も、溌剌としたチームガールにお会いできることを楽しみにしています。

関連記事