健康診断を受けて感じること
年に一度の健康診断を受けました。健康診断とは言っても、胃内視鏡検査、マンモグラフィ、腹部超音波検査、婦人科検診など、ほぼフルコースの検査ですので人間ドックと呼んでも十分な内容です。
昨晩からの絶食。
胃内視鏡検査のため、昨日午後9時以降は絶食の指示がありました。午後9時といえば、ジムでのトレーニングを終えると午後9時を過ぎていますので、トレーニング以降は絶食 ということになりました。せっかく動かした筋肉に栄養を与えたくて、ゼリータイプのエネルギードリンクは摂りましたが、やはりおなかが空いて空いて。
人間ドックを受けにいらっしゃる方は、こんなにおなかが空いて、ちょっとくらくらしながらクリニックにいらっしゃるのだと、改めて実感しました。当然、尿の出もよくありませんしね。
血圧も低め。心拍はかなり控えめ。ある意味カスカスの状態での検査となっているわけです。
体調が悪くて病院にかかり、検査を受ける際、調子が悪すぎるときは絶飲食で臨むことになる場合もあるでしょうが、一般的には普通の生活の中で、なにか口にして臨むでしょう。健診の際は、ごく稀な状態で検査を受けに来ているということを念頭に置くべきだと感じました。
フルコースの検査は半日仕事。全部受けるには意外と体力も必要です。スパイロメーターという呼吸機能の検査では、思いっきり息を吸い込んだり吐ききったりすることが必要で、高齢の方では検査自体がたいへんなことだろうと思います。腹部超音波検査でも、息を吸って、吐いて、止めてください というような指示が出されます。この指示に合わせられればうまく見える部位も、呼吸によっては正しい方法できちんと見えない場合があります。
被験者の立場になってみてはじめて感じること、意外とたいへんなことなど、いろいろ思うところがありました。せっかく来ていただくのですから、その結果が正しい結果となるように、良い環境で検査をお受けいただけるよう準備したいと思います。