日本女性医学学会
この週末、日本女性医学学会学術集会に参加しています。この学会はもともと日本更年期医学会から名称を改めたもので、婦人科医を含め女性が必要とする医学に関わる多くの医療関係者が集う学会です。
今年は近年話題となりはじめた女性アスリートへのヘルスケアにも着目した、私にとって参加しがいのあるものとなりました。
今回聞いていて面白いと思ったのは、現役の医師でもあり参議院議員でもある桜井 充先生(心療内科医)のお話し。医師免許を持って国会議員になられる方はほどほどおられるでしょうが、そういった医者の多くは臨床の現場を経験していない、もしくは現役ではないようです。これからの日本の医療を憂う中、まさに現場を知る医者が国政に関わっているということに、少しの希望を感じました。
現在は野党側におられるようですが、与野党の垣根を越え、超高齢化問題、少子化にともなう問題、医療費の問題、医療過疎の問題、さまざま議論していっていただきたいと願っています。
そして私自身も、女性医学、女性医療の学びを深め、幅広い年代の女性のお役に立てるよう努力します。
追記…
確認のために、同議員のオフィシャルホームページにある勤務されている病院を検索してみましたが外来担当医表に名前はありませんでした。心療内科という科も標榜されていませんでした。
もちろん国会議員としての活動がメインでしょうから、たまに診療をされているということなんでしょうね。
私のBlogで、事実ではないことを思い描けてしまうような記載をしてしまったことをお詫びします。