アンダーアーマーが巨人と契約へ
来季からドームと巨人はオフィシャルパートナー契約を結びます。これまでアメリカンフットボール、ゴルフ、ラグビーなどの社会人チーム、大学のチームとの契約は年々増えてきていましたが、日本のプロ野球チームとの契約は初めてとなります。
また、多くの野球少年の憧れである読売巨人軍のユニフォームがアンダーアーマーのものになることで、どのプロ野球チームとの契約よりも大きな影響を与えることと思われます。
私もかつては、父のお下がりのグラブを大切に使っていたソフトボール少女でした。自分だけのグラブを買ってもらったときの喜び!今でもよく覚えています。
ドームはすでに、読売巨人ジャイアンツの阿部慎之助選手、澤村拓一選手をサポートしています。阿部慎之助選手は2009年からのサポートを、澤村拓一選手は2012年から使用する用具すべてに関する契約を結んでいます。阿部慎之助選手はドームからアンダーアーマーのスパイクやグラブが市販されはじめる前から使用していました。UAマークをテレビ中継で見た多くの方に、わくわくした気持ちを抱かせてくれたものです。
巨人のユニフォームがアンダーアーマーのものになることは、ドームに関わる者としてとってもうれしいですし、誇らしいです。アンダーアーマーがスポーツ業界を牽引していけるようになるよう、さらにみんなで努力したいとも思います。しかし、ドームの根底にある気持ちはどこを向いているのか。お父さんが息子に誕生日プレゼントを用意するとき、ゲームソフトではなくグローブを買ってあげてほしい。そんな気持ちなんじゃないかと私は思います。
UAマークが入った読売ジャイアンツのユニフォームに憧れる少年がひとりでも増えるように、UAマークが入った澤村選手のスパイクに胸を躍らせるリトルリーガーがひとりでも増えるように。私はそう願っています。