日本臨床スポーツ医学会@JISS
日本臨床スポーツ医学会に参加しています。私にとって一年間でもっとも力の入る学会であり、普段からJISSにおいて一緒に仕事をしている先生方がメインとなって牽引しているため非常に身近な学会です。
女性アスリートサポートについてのシンポジウムでは、女性アスリート特有の外傷、トラブルを整形外科的、産婦人科的、スポーツ科学的な側面から解析していきました。文部科学省からの受託事業に共に取り組む先生方が登壇し、年長の先生方からの質疑に答える姿は頼もしく、かつ誇らしくもありました。
また、2020年東京オリンピック•パラリンピックに向けての話題もありました。誘致活動で約束をした新しいスタジアムに生まれ変わるべく姿を消す国立競技場。5月に開催された国立競技場さよならイベントの様子が報告され、私はこっそり目頭を熱くしました。あの日1964年と同じようにブルーインパルスを飛ばすため、どの機関にどれだけの働きかけが必要であったか、スポーツというキーワードを軸に多くの人がそれぞれの思いを胸に関わっているのだということを再認識することができました。
やっぱりスポーツっていいですね!
アスリートの競技力向上のためのスポーツ医科学の研究は必須であり、ゴールはありません。私もこの学会に貢献していけるよう、そしてその先にいるたくさんの女性アスリートに貢献できるよう、さらに学びたいと思っています。