健康ポータルサイト『サプリ』取材

今日は健康•サプリメントの情報ポータルサイト『サプリ』の取材がありました。今年スタートしたばかりの新しいwebサイトであり、私自身初めて拝見するサイトでした。
今回は婦人科の検査や病気に関するお話しというよりは、私が趣味として続けてきているヨガについてのお話しだったり、ウェルエイジングアカデミーに関するお話しを望まれていました。そこで、このwebサイトがどんな役割を担っていきたいのかを伺ってみると、一般的な西洋医学のほかに「なにかできること」ってないか、そんな見地から代替医療だったりまさにサプリメントだったり、食餌だったり、そういったものにフォーカスを当てていく、そんなサイトを目指しているようです。

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調子が悪くて病院に行ってみても、病名のつく病気が見つかることの方が珍しいくらい。調子は悪いのになにも悪くない と言われてしまう。ほんとうによくよくあることです。腰痛がつらいけど、レントゲンでは問題なし。生理痛がひどいけど、超音波検査では正常ですから原因はわかりません。
病気が見つからないから…。検査では異常がないから…。普通の病院ではそう言われておしまい。でも現実問題として、患者さんは困っている。まさに『病気』と『健康』のあいだ ですよね。
たくさんの代替医療の中で、どんなものを選んだらいいでしょうか? そんな質問がありました。後日、サイトをご覧いただきたいと思いますが、私がお答えしたのは次の2つのポイント。
1 高価すぎないこと=続けられないから。
2 口コミや経験談で、よく効きすぎているものは信じないこと=代替医療そのものだけで切れ味良く治ってしまう ということは考えにくいから。
今回の取材をお受けして、世の中の多くの人たちが健康に関して求めている情報ってこの分野なのかもしれないと感じました。ただひとつ思うことは、多くの人が求め、これに賭けてみようと願いを込めて選ぶものに”裏切られた”と感じさせてしまうことがないように、という想い。私の場合ですと、ヨガで生理痛はよくなりますか? この問いに対する答えはYESであり、NOでもあります。ヨガで腰痛は改善しますか? この答えもYESの方もいれば、NOの方もいるわけです。提供する側も選択する側も、あくまでひとつの選択肢としてとらえ、変化を受け止めていきたいものです。
代替医療を取り扱う者はだれもが真摯に代替医療と向き合い、過剰な広告をしないこと、過剰に期待をさせないこと、に気を配っていきたいとあらためて強く感じました。

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