JISSで指導させていただいて思うこと

妊娠中のトップアスリートにマタニティヨガを指導し始めて2週目。全体的なメニューとしてはトレーニング指導員によるトレーニング指導のあとにヨガを組み合わせる2時間です。

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JISSで指導させていただいて思うことは、それぞれのメンバーのプロ意識が半端なく高いということ。
トレーニング指導員はもちろんのこと、腹直筋の筋電図をとるスポーツ科学研究員も、当然ではありますが取り組むアスリートも真剣そのもの。そして、それぞれが持つ知識のクオリティーが高い。
それもそのはず、JISSでトレーニング指導員や研究員として仕事をするためにはなかなかのハードルがあるわけです。必要条件、あれば望ましい条件をクリアし、さらに指導の経験も必要となってきます。頼もしいメンバーであるわけです。
今日分として組み合わせてもらったトレーニングメニューについて、妊婦向けのトレーニングメニューを紹介している成書なんて世界中探してもほぼない中で、「このトレーニングは分娩の時にも使えるから」と提案されたメニューはまさに、お産に携わってきた医者の私にしてみたらなぜ知ってるの?と言いたくなるほどの動きの組み合わせでした。
ヨガのひとつのポーズとして、マタニティヨガに取り入れてみようかと思ってみたり。
JISSとのお仕事の中でも、妊娠期等のトレーニングサポートについては特に、私自身が並々ならぬ興味を持って取り組ませていただいているプロジェクトです。私も婦人科医としてクオリティーの高い情報提供をしていきたいと思っております。

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