女性ジュニアアスリート指導者講習会@JISS
国立スポーツ科学センターで女性ジュニアアスリート指導者講習会が開催されました。女性アスリートに特化した内容に絞り、小児科•心理、整形外科•トレーニング、婦人科•コンディショ二ング、栄養の4部門にわけて、特にジュニア期に大切なことがらをお伝えしていきました。
北は北海道から南は鹿児島まで、競技種目もまた職種もさまざまな指導者がお越しくださいました。競技チームの監督、コーチ、トレーナー、理学療法士、鍼灸師、栄養士、都道府県のスポーツ関連の担当者、スポーツメーカー所属の栄養士など。定員100名は早々に満員御礼となりました。
私が担当いたしました婦人科•コンディショ二ング編では、婦人科のスポーツドクターの立場から気をつけていただきたいこととと、普通の婦人科医としてお願いしたいこと、その両方をお伝えしました。
質疑応答のみならず講演終了後も、さらに講習会終了後にも、多くの参加者にお声をかけていただきました。全国各地に、困っている指導者がおられることがよく分かりました。鹿児島から、愛知から、長野から、都内からもジュニアの選手を受診させたいと。ありがたいお言葉です。
これからさらに日本全国に、婦人科分野やピルに強いスポーツドクターが増えていくことが必要です。そしてJISSをはじめとする中枢組織からは、地方の現状をより良くしていくサポートを提供し続けることが望ましいでしょう。
尚、まったく同じ内容の講習会は2月にも予定されております。私も同じセクションを担当予定です。