生身の”高尾美穂”を知っていただきたい
特に私のBlogを読み込んでくださった方と初めてお会いしたとき、よく聞かれるのが、もっと厳しい人だと思った、もっとストイックな人だと思った、そんな声。もともと私を知っていてBlogで近況をたまに知る、くらいの方だとそんなことはないのでしょうが、Blogからのイメージを私に重ねてくださる方からすると、実物の私にはかなり意外な面もあるそうです。
ヨガに向かう姿勢について。
私がアシュタンガヨガにどっぷりで、”毎日プラクティスの時間を持つ人だ”という情報を、”私は毎日プラクティスの時間を持つべきと思っている人だ” と読み替えてしまうと、すごくストイックですごく厳しい人だというイメージが生まれます。
しかし私が心の中で思っている本当のことはどんなイメージかと言えば、このイメージと一致するとは言えません。
確かに私自身はヨガの中でもアシュタンガの仕組みが好きで、ヨガマットに乗る時間が幸せで、私の時間が許すかぎり毎日マットに乗ろうと願っている人間です。
でも、私自身その願いを叶えられない朝もあります。ヨガを中心としたライフスタイルならもちろん、マットに乗る時間を最優先にすることが可能でしょう。しかし、朝起きようと思っていた時間をとっくに過ぎて目が覚めてしまった経験は誰にだってあるでしょうし、家族や仕事の予定が変わってしまうことは誰にだってありうることでしょう。
また、私自身はがっつり動いてしっかり熱を生み出すようなパワー系のヨガが好きではありますが、ヨガといえばこうでなくっちゃ!とはまったく思っていません。ヨガは多くの人のもの。それぞれの方にとってのヨガとのつきあい方があると思います。強度や難度の高いヨガを好む人もいれば、座位でのストレッチ系のヨガを求める人もいます。からだのどこかをケガしている人にだってヨガはできると思いますし、中には呼吸だけでヨガの最終到達地点であるサマディまでたどり着ける方だっておられるでしょう。
それこそ強度や難度で言えば、ケンハラクマ先生が普及しておられるラジオ体操のようなヨガ=『ラジヨガ』くらいのヨガがこれからの日本には最適なのではないかと思っているくらいです。『ラジヨガ』くらい足先の向き、足の幅、視線、なににもとらわれず”呼吸してからだを動かす”ことだけ意識するヨガ。超高齢社会真っただ中の日本にぴったりだと思いませんか?
やはり、生身の”高尾美穂”は、なかなか文字や写真だけでは伝わらないものですね。今年はより多くの方と接することができるよう機会を設けていきたいと思っています。みなさま、ぜひ生身の”高尾美穂”に触れていただけたらうれしいです。
これが 本当の私に近いかな(笑)