JISSにおいて、女性ジュニアアスリート指導者講習会についてのミーティングがありました。平成２６年度の女性ジュニアアスリート指導者講習会は２回の開催を予定、１回目が昨年１２月に開催され、２回目が２月にあります。どちらの回も１００名の定員をこえる応募をいただいており、どちらの回もお断りしている方がいらっしゃるのが現状です。参加申し込み者の所属等についてはこちらでも逐一確認しております。

本来この講習会は『女性のジュニアのアスリートを指導している方』を対象にしたものです。JISSが選んだ講師が担当し、参加費は無料、かつテキストが配布されるというこの太っ腹な講習会、あくまでも目的ははっきりしています。

本講習会は文部科学省からの委託事業であり、平成２７年度も２回の開催を見込んでおりますが、いつまでもくり返し開催されるわけではありません。
ぜひとも、『女性のジュニアのアスリートを指導している方』に、かつ競技や施設にかたよることなくお聞きいただきたい。『女性アスリートの指導者』ではなく、『女性ジュニアアスリートの指導者』です。

確かに、女性スポーツの分野に関して、正しい情報を伝える場が十分とは言えません。ジュニアには関係ないけれども、女性アスリートに関係しておられる方が聞きたいと思う気持ちもわかります。スポーツ指導者で、ご自身の研鑽のために聞きたい気持ちもわかります。しかしここは、目的を正しくご理解いただき、”近い未来の日本のスポーツ界をリードするジュニア”をサポートする方々にぜひお聞きいただきたい。そして得られた知識を、スポーツ界発展のためにお使いいただきたい。

スポーツマンシップに則り、ぜひともご理解いただきたいと思っています。