得られるものはなにか
先日、ドームに関係する人で開催された同窓会のような集いがありました。私もドームに関わらせていただくようになって約5年、数々の出会いと別れを経験してきました。ものすごい勢いで大きくなっている企業であり、総売り上げも総利益もそして社員数も年々増加しています。もちろん新入社員は毎週のようにいるわけですが、退職する社員も少なくはありません。
この超体育会系の社風についていけない、そう感じた人は短い在籍で辞めていきます。他によくある退職者は女子社員。私はドームでの仕事がら、女子社員とのやりとりが多いため、よりそう感じるのかもしれませんが、結婚退職、妊娠退職、実家に戻るための退職などなど見受けられます。結婚しても出産してもドームで仕事を続けられる環境、ドームの仕事を続けたいと思われる組織でありたいと思いますが、現時点ではまだまだ努力が足りないのかもしれません。
今回の集いには、退職した社員も来ていました。一緒に取り組んだ仕事、たまたま同じチームになって一緒に闘ったDOMER DAY(運動会)、それぞれの顔を見ればあっという間に当時にタイムスリップできるものです。
ドームで共に仕事する、イーク表参道で共に仕事する、JISSで共に仕事する、ということは、どれもそれぞれの同じ目標に向かってがんばる、すごく遠くにあるかもしれないけれど同じゴールに向かってがんばる、そういう意味だと思っています。
そうやって一緒の時間、一緒の空間を重ねた人、気持ちのやりとりがあった人 そんな人が時を経てまた新しい分野へ、新しい世界へ羽ばたいていく。それはすなわち、私のつながる世界も新たに開ける ということ。そう思っています。これが人脈。だからこそ出会えた人は財産なんです。
一回や二回異業種交流会で会った人、セミナーで会った人、Facebookでつながった人、そんなのは決して私が思う”人脈”ではありません。自分が信じられる人が新たに開いた世界だから、私もその先を信じられるんです。
ドームで働いて得られるものはなんなのか。
それは人との出会い。
たとえこの先道が別々になったとしても、出会ったという事実はずっとかわりません。出会えたというたからものも消えることはありません。
私はたくさんのたからものをもらってきたんだな! 心からそう思えます。そして私との出会いがみんなのたからものであってくれたらと願っています。