自分のクォリティを上げていく

今日はドームでのお仕事。朝は全社員が集まり、新しい社員を迎えるとともに社長からの言葉があります。会社のその時々に合ったお話しを聞くことが私はとても好きで、感動したり大いに共感したり、時に新しい社会の情勢を学ばせていただいたり。いつも興味深く、手持ちのiPhoneにメモを取りながら聞いています。
今日のテーマはまとめるとすれば 『自分のクォリティを上げていく』
今日は、社長のお話しからインスパイアされたBlogです。

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たとえばドームと読売巨人軍との業務提携。去年の今ごろは影も形もなかったものが、一年経った今ではジャイアンツとアンダーアーマーのマークが入ったTシャツを着ていることがあたりまえになっている。でも、現在の状況になるためには、実現したいことや信念に向かって相当がんばったはず。そのがんばりが一年経ってカタチとなって見えるのだということ。
もっとも。
うまくいかないとき、歯をくいしばってがむしゃらに取り組んだかどうか。
自分自身の課題、つまり目先の課題にがむしゃらに取り組んで、きちんとした成果を上げること。このことこそが『大きな目標』『大きなゴール』に必ず繋がっているから。そして大事なのは、目の前の今まさに自分が取り組んでいるそのことが、『大きな目標』『大きなゴール』に繋がっている、そのことを感じながら仕事できるかどうか。
自分はいったいなんのために働いているのか。そう、なんのために働いているのかわからなくなってしまったら、それは決して幸せな働き方ではないから。当然、成果だって出ないでしょう。
まず、なんのために学校で勉強してきたのか。算数や理科ができるようになるために勉強してきたわけじゃない。いい学校に入るため、いい会社に入るために勉強してきたわけでもない。じゃあなんのため?
よりよい社会にするため、社会を変えるため、社会を動かすために勉強してきたはず。だったらそれを目指さないと。
できたらいいな、できたらすごいな、こうだったらいいな、と思えることを成し遂げたい。そんな思いが原動力となって今の便利な、便利すぎる日本ができあがったことは間違いありません。
ポケベル世代だった私。ポケベルを打ちたくても、公衆電話がないと打てません。何度もどかしい思いをしたことか。いっそのこと電話がポケベルにくっついてたらいいのに。そう思っていたら、それは現実になり、ショートメール機能がついた携帯電話がそれほど高くない値段で使えるようになりましたよね。私と同じように、電話とポケベルが一緒になってたらいいのに、って感じた人が、私の”こうだったらいいな”という夢を現実のものにしてくれたのだと思っています。
今ある現状をあたりまえのこととして受け入れず、まずはありがたいと感じること、そしてさらに”こうだったらもっといいのに”という視点で思いを馳せること。仕事でも同じだと思っています。仕事のやり方だって変えられるし変わっていくだろうし、相手の組織や人との対峙の仕方だってもっと良くなるかもしれない。もっと良くなるかもしれない、こう考えなければ、良くなる、もしくは良い方へ変わることは絶対にないから。
社会を動かせるかもしれない自分ってかっこいいかもしれない。そう思います。どうせならかっこよく生きたいじゃない。だからこそ、野望を秘めて目の前の課題にきちんと取り組むわけです。100%、120%、いや150%の力で取り組むからこそものごとは動いていきます。逆に、目の前のことに真摯に+全力で取り組めない人に、大きな未来は待っていません。
いつまでたっても新入社員扱い、いつまでたっても仕事らしい仕事をさせてもらえない、こんなはずじゃなかったのに。そんなことをボヤいていた患者さんがいらっしゃいました。今の自分の仕事はなんなのか。先輩社員の後ろを歩き、掃除をし、片付けをし、ただ立っているだけ。それが今の仕事でお給料をもらえているなら、ある意味そんな楽な話しはありません。そしてボヤいている暇があったら、今しかできないような時間の使い方をすればいい。人間ウオッチングから学べることはたくさんあります。パッと見からは知りえないようなその人の本質が見えることもあるし、近い未来の自分に役立てられるような会話術やトラブルの回避術、対人のテクニックに気づくことができるかもしれません。これらは、自分自身のクォリティを上げることに他ならないわけです。
自分のクォリティを上げていく。私もこの言葉を念頭に過ごしていこうと思っています。

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