もっと上手くスピーチしたい!
ドームで2016年上期のマーチャンダイジングセッションが行われました。専務以下、各部署の部長が目標、戦略を提示していきます。多くの方のお話しを聞きながら思ったことは、私自身、もっと上手くスピーチしたい!ということ。
企業内でのプレゼンでもそう、学会でもそう、ワークショップやセミナーでもそう。話し手=スピーカーによって聞く気もなるし、まったく聞く気にならなかったりもします。
今回のセッションではパワーポイントによる画像や動画も使われましたので、インパクトの強さ、パンチ力も大いに関係してはきますが、やはりなんといってもそのスピーチによって眠い時間にも、わくわくドキドキできる時間にもなり得るわけです。
先日、池上彰さんの話し方がなぜ人に伝わりやすいのか、について触れられている記事を目にしました。確かに。と思うポイントもあり、次の機会に取り入れてみようと思ってみたり。
以前も書きましたが私がスピーチが上手だと思っている方は何人かおられて、その代表が落合恵子さん。落合さんはもともとアナウンサーだった方ですからスピーチが上手でないわけがありません。YouTubeで、落合さんがつくるその間や抑揚を楽しんだりもします。
同じ産婦人科医の中では、富山でご活躍の種部恭子先生。学会などでも、内容がなんであれ種部先生が演者である講演をさがして聞きに行ってしまうほど、その話し方、伝え方が好きです。種部先生は臨床の場にいる医者であるにも関わらず、プレゼンにお使いになるパワーポイントも、マッキンゼー出身者が作ったのかと思うほど斬新であり、「先生ご自身でパワポを作っておられるのですか?」 というような(失礼な)質問をしたこともあるほど。
私も人数の多い少ないにかかわらず、人の前で話をする機会を多くいただくようになりました。もっとも心がけていることは、聞き手がイメージを描けるように言葉を選ぶこと。難しいと思われることは2度3度くり返すようにし、さらにゆっくり話します。場の空気をみて、伝わり方が5割いっていないと思われるときには、伝えたいことを頭の中でイメージ像=絵 にしてみて、たとえ話にして伝えることもあります。
そもそも、伝えたいことがあるから、わかってほしいことがあるから話すわけです。伝わらなければ話す意味はない。だからこそ、相手の心に入るスピーチをしたい。そう願い、日々精進しています。