台風１１号のあいまを縫って福岡を訪れました。昨日夜までは、飛行機が飛ぶのか危ぶまれましたが、定刻発着でした。日本の交通網はほんとうに信頼がおけるものであると再確認させていただきました。今日はドームがサポートする精華女子高校バスケットボール部のみなさんに、女性アスリートとして知っておいていていただきたいこと、これからさらに強くなっていただくために知っていただきたいことを婦人科スポーツドクターの立場からお話しさせていただきました。

管理栄養士から、基礎的なからだづくりのための食事の選択法について栄養面の情報提供もあり、ドームが持つコンテンツをフルに用いてチームをサポートしています。

今回のお話しの対象が高校生ということで、どのあたりまでかみ砕いてお話しすればよいか迷いましたが結果的には９０分の長丁場にも関わらず、みんな目をキラキラさせて聞いてくれました。監督は男性、コーチは女性でしたがお二方ともしっかりお聞きくださりうれしかったです。男性の指導者に聞いていただけることは今後にとってとても大切なこと。保健体育を指導しておられるとのことで、普段の授業にも活かしていただくようお願いしました。

バスケットボール部だけあって、みんな大きい。日本の女性アスリートにおいて、しっかりとしたからだづくりができていないケースは少なくありません。しっかりとした栄養の摂取、競技種目に応じたトレーニング以外の 基礎となるトレーニングの継続により、”スタミナがあって動けるからだ”をつくることはパフォーマンスを上げるために必須の条件です。過去の戦績は最高で全国３位のチームですが、これから日本一を目指していただくために、ドームでさらなるサポートを継続していきたいと思います。