『ストレングスファインダー』を活かす

今学んでいるのが、『ストレングスファインダー』。ビジネスの世界に生きる人にとっては何をいまさら、くらいのワードだと思います。

『ストレングスファインダー』とは、180問の質問にオンラインで回答することで、34個ある「強みとなりうる資質」(要素)のうちの5つが明らかになる、という診断テスト(『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』などに綴じ込みでついてくるアクセスコードが必要)。

自分が資質として持つ強みを理解し、そこを活かすことで目標を達成していく。これが『ストレングスファインダー』を用いたリーダーシップです。多くの人がなんらかの”リーダー”となる必要がある社会。総理大臣、CEO、社長だけがリーダーではないわけ。うちのクリニックにおいても、院長先生はもちろんリーダー、事務長も事務のリーダー、私は婦人科部門のリーダー、看護部のリーダーもいれば、看護部の婦人科部門のリーダーもいます。どんな小さな部門、どんな小さなユニットであれ、リーダーとしての役割を求められることがあるのがこの社会の仕組みです。

私は昨年から 『ストレングスファインダー』の活用方法を学んでいます。自分自身の強みを知り、資質を活かすだけでなく、チームとしてのバランスを考える上でもこの考え方は役に立ちます。またコーチングのひとつとしても活用されはじめています。
自分の強みを見出し活かす

学びはじめた当時、自分であらかじめ予想してみた5つの資質は

目標志向・ポジティブ・学習欲・着想・責任感

実際、『ストレングスファインダー』で明らかになった私の5つの資質は、予想と【学習欲】【着想】の2つが一致しており、5つのうち4つの資質が戦略的思考の資質 という、なんとも自分でも納得のいく結果となっていました。これを知って、ここから始まります。
たとえば
・仕事をともにするにあたって、どの資質を持つ人と仕事をすることがプラスになるのか?
・職場で自分がなにを期待されているのか?
・すぐれたチームにするために必要な人材は?

私が関わるいくつかの職場において、国家資格を持ち働いている人間ばかりの医療の世界に取り込んでいくことは割と抵抗勢力が大きいのは確かです。でも、それをそれと感じさせることなく、もっと違った問いかけでこの『ストレングスファインダー』を活かす方法を考えています。ご興味がある方はぜひ一度、ご自身の強みを知る、という目的で試してみてはいかがでしょうか?

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