神奈川県スポーツ指導者スキルアップ講座を担当しました。

私のお話しをどちらかでお聞きくださった方が、うちでもぜひ！とご依頼くださった機会です。こんな繋がりに、ほんとありがたいなぁと。特にJISSにおける講義を聞きにきてくださる方は都道府県や競技団体（NF）を代表して来てくださっている方が多いわけで、そんな方たちの琴線に触れたようなケースでは「女性アスリートを取り巻く環境についての問題点」についての対策がきちんと立てられていくようです。年間計画の中でさまざまな指導者の層に対する講義などが組み込まれていく、発行物に女性アスリートをサポートする上で必要な知識が盛り込まれる、などなど。
そう考えるとJISSでの活動でお越しになった都道府県・NFの代表に、いかに 大切な情報なんだ と感じてもらうことができるか、そこが私の仕事だなぁと、改めて身の引き締まる思いです。

今回おじゃました神奈川県立スポーツセンターは、広い敷地に各種競技の施設が整っています。もっとゆっくり拝見したかったのですが、三連休の初日、行楽地に近い立地であることもあり時間がとれず残念でした。男性が半分くらい、年齢もさまざま、携わるスポーツもさまざまであり、私のお話しに対する反応もさまざまでした。ご参加いただいた方の中には高校の体育の先生や中学校の保健の先生も多く、まさにこんな方たちにお聞きいただきたかった というドンピシャの層だったように思います。 教育の中で女性のからだについてきちんとした知識が伝えられるようになることも、大切なひとつのルートです。多くの職種のみなさんを巻き込みながら女性とスポーツの分野を支えていきたいと思っています。

このスポーツセンターの職員でスポーツ指導者の人材育成に携わっているみなさんは高校の体育の教員の方がほとんどとのこと。体育や保健の教員をやってきていても、目からうろこのお話しがたくさんあった とおっしゃっておられました。指導者の指導者である方たちにそう思っていただけたことは、本当お伝えした甲斐があったというものです。

私ができることはたいへん小さな取り組みではありますが、必要としているみなさんのところへ必要な情報が届くよう、これからも続けていこうと思っています。神奈川県立スポーツセンターのみなさま、あたたかくお迎えいただきまして本当にありがとうございました！感謝しております。

（画像はweb上からお借りしました）