日本臨床スポーツ医学会 公開シンポジウム

日本臨床スポーツ医学会 公開シンポジウムに参加しました。座長が恩師・落合和彦先生であり、直々にお声をかけていただきました。公開シンポジウムということで、医療者、運動指導者以外の方もご参加になる勉強会ですがかなりハイレベルな発表ばかりで、とてもよい刺激をいただきました。

 

臨床スポーツ医学会が部門ごとに持ち回り制で年に一度開催しているこのシンポジウム。整形外科部門、脳神経外科部門などのようなスポーツ界でメジャーなテーマの年は集まりが良いものの、産婦人科部門での開催ということでどの程度 人が集まるかは若干読めないところだったようです。

しかし、蓋を開けてみれば定員をはるかに超える応募があり、満席。女性スポーツの分野がどれほどの注目を集めているかを示しているようでした。 

現在、女性スポーツ医学の研究を率いる方々というのは10名前後、フルネームで名前を挙げられてしまうほど限られた方々です。そんなみなさんが研究を続けられ、学会、研究会ごとに新しい知見を私たちにお伝えくださっているわけです。今回はいつもの先生方に加え、循環器とエストロゲン、筋機能と性ホルモン といったちょっとマニアックなテーマ、そして私にとってはまさに知りたいポイントについて、普段おなじみではない先生方が講演してくださいました。
たいへん興味深く拝聴しました。なんとなく同じような話題が多かったここ何回かの学会の中で、久しぶりにわくわくさせていただいた学会でした。ありがとうございました!そして私自身もオリジナルのデータを得て、学会などで還元できるよう取り組んでいきます。

以前ドームで一緒に働いた仲間が私を見つけ、声をかけてくれました。ドーム退社後、現在は女性トレーナーとしての道を歩んでいるそうで、また一緒に勉強できることをとってもうれしく思います。

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