抗加齢医学会専門医 アップデート
お勉強が楽しくてしょうがない今日このごろ。それを自分のものにするまでの時間をどう上手く作るか が目下の課題とも言えます。今日は抗加齢医学会専門医 アップデート。抗加齢医学会の研修も、お題がさまざまであり、私はからだづくり、女性特有の疾患、加齢と運動、メンタルヘルスマネージメント、腸の健康 こんなお題の際は最優先で学びに行くようにしています。
今日も新しく知ったことたくさん!
「オイルとアンチエイジング」なんて講義には正直、たいした期待はしていなかったわけですが、ほんと聞いてよかった。世の中の女性向けコラムによくある 『ダイエットのためには良いオイルを!』 なんてコラムはこういう専門家の話しを聞いて書いていただきたいものだと思ってしまうほど、メディアで流れている情報も正しいものがちゃんと広まれば本当に多くの人の役に立つのに、なんて改めて感じました。
たとえば… ほんの一例ですが
米ぬか油、ごま油、オリーブ油、えごま油はどれも不飽和脂肪酸であり、不飽和脂肪酸=からだに良い!なんてイメージが最初にくるわけですが、ごま油の過剰摂取がからだに良くない理由はご存知ですか?
流行りのココナッツオイルは、ラードと同じ 飽和脂肪酸ってご存知ですか?
ラードと同じ って聞くとイマイチっぽいけれど、認知症予防に効果があるとされているのはなぜだかご存知ですか?
ね。深いでしょ、オイルひとつ。私が関わらせていただいているコラムを読ませていただいたって、美容専門家、女性ホルモン研究家なる方がお書きになったコラムで、すべてが真実とはいい難い ということを確信してしまえる新しい知見でした。
飽和脂肪酸(SFA)、ω-6多価不飽和脂肪酸(PUFA)、トランス脂肪酸(TFA)の摂取が冠動脈疾患死に及ぼす影響についての最新の研究においても、より健康に良い脂質を選ぶことで年間100万件以上の冠動脈疾患死が防げること が報告されていました(J Am Heart Assoc 2016)。
油脂に関して日本ではトランス脂肪酸の規制がされていませんが、時代とともに変わっていく可能性が高いかと思われます。
他、身体活動に関する驚きの数字もたくさん知りました。さらに、ストレスマネージメントの一環として、なんとマインドフルネスについての講義もありました。ヨガの世界にいる方にはすでにおなじみですよね、マインドフルネスという言葉。しかし、聴講していたお医者さんたちには ??? という感じの方もたくさんいらっしゃいました。当然のことと思います。マインドフルネスは、これからの日本には間違いなく必要な考え方であろうと思っています。こんなキーワードが医者の世界で聞かれることも、ちょっとうれしいなぁと思ってみたり。
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これから裏を取ったり、紹介されていた論文を見てみたり、楽しい時間は続きます。いろいろな機会に、必要としている方に必要とされる情報をお届けできるよう準備してまいります。どうぞお楽しみに!