話しの面白みは”脱線した話し”にある

ヨガジェネレーション主催の講座『自律神経×ヨガを科学する』を担当しました。同じような内容の講座のリピーターはこれまでに数人、まったく同じ講座のリピーターはほんとに１人か２人か、そんなくらいしかいらっしゃいませんが、ご新規のみなさんに毎講座満員御礼のご参加をいただいています。この講座を続けることにより、より多くのみなさんに伝えたいことを伝えられることは本当にうれしいこと。

今回も遠方からのご参加が何人もありました。また、次は名古屋で！とお帰りになった方もいらっしゃいます。

日本全国でお話しをさせていただく活動をはじめてまだ３年ですが、仙台といえば、飛行機で行く側の山形といえば、新幹線で行く側の山形といえば、名古屋といえば、浜松といえば、大阪といえば、和歌山といえば、広島といえば、山口といえば、福岡といえば、すぐに思い浮かべられるみんなの顔。この講座を通して、そんなみなさんにお会いできていることが本当にありがたくてうれしいです。

ほとんどのみなさんは講座を一度、もしくは一巡お聞きになって卒業されるわけですが、ヨガジェネレーションのスタッフのみんなは何度となく私の話しを聞いてくれるわけです。今日、そんな彼女が言ってくれたこと。

『先生のお話しは、脱線してもいい？ってところが本当に面白いです！』

もちろんこれは仕事だとは言え、マニアと言ってもいいほど私の話しをくり返しくり返し聞いてくれていて、話しのオチも笑ってほしいツボも知っている彼女だからこそ、そう感じるのだろうとは思います。初めて聞いていただく講座では内容についていくだけで一生懸命、脱線した話しを楽しむゆとりはまったくないはず、というよりぎりぎりいっぱいそれだけの内容を毎回準備しています。

脱線するお話しとは講座のテーマに沿っていることは当然ですが、スライドには用意していないけれど伝えたい内容だったり、みんなからの反応を聞いているうちに思い出した私のエピソードだったり、そんなお話しが面白い、と。それを聞くと、やっぱり講座というものは LIVE なものなんだな、と思います。あえて用意したわけではないものが人に響く、それもありってこと。確かに、話している私も脱線した話しの部分は特に、ワクワクしながら話しています。なぜって、その時このことをみんなに伝えたい！って思って話しているからに他なりませんよね。