人間ドックでの発見~聴力検査が好き
年に一度の人間ドックをイーク表参道で受けました。前日の夕食後からの絶食、起床時からの絶飲食 ということで、朝起きて常温のお水を飲む習慣がついている私には、そのあたりから気をつけなくては なにかしらやらかしてしまう そんな若干の緊張感をもって臨む人間ドック。前の日の午後7時前に夕食を摂って、そのあと10時ごろまでは水分のみ摂り、寝て起きてお水も飲めずおなか空っぽ、カスカスの状態で午前中の診療を終えてからの人間ドック。
昨日から今日にかけて 軽く17時間に及ぶ絶食を経験して、そのくらい食べなくても余裕なんだなーなんてことに気づいたり。ファスティングやジュースクレンズ、酵素のみの断食などなど、飽食の時代だからこそのプログラムがいろいろありますが、適量適時摂取 という考え方が理想的だなぁとあらためて感じました。それにしても、脱水はやはりつらいものです。胃カメラの前に久ーしぶり飲んだ液体=それはガスコンシロップという前処置のためのお薬なわけですが、それですら美味しくいただける そんな脱水加減。やっぱり水分は大切ですね。
今でこそ毎年4月に一式 検査を受け、安心して一年を過ごすわけですが、大学に所属していたころは春の健康診断があるものの最低限の項目で、もちろん胃の内視鏡検査はなし、婦人科検診はなし、乳腺の検査もなし、数日用意された検査日に都合が悪くて受けられないかったらその年はそれでおしまい、といったかなり大雑把なもの。医者の不養生とはよく言ったもので、産婦人科の後先輩輩女医たちと話していても婦人科検診=子宮頸部細胞診や超音波検査を毎年ちゃんと受けている人は、当時の医局でひとりもいませんでした。
今だって大学病院勤務の医者の健康診断項目に婦人科検診が必須となっている大学は、ほとんどないのではないでしょうか。
4年連続となる人間ドックの結果を見返してみると、今回 過去最高の筋肉量を誇り、体脂肪率は追い込んでいる時期でもないのに 15.1%、そして体内年齢はなんと 18歳!という結果 (体内年齢はどう計算されているのか詳細は不明のため、数字に喜んでいるとご理解いただければ幸いです)。ここ数カ月のからだの調子のよさが、ちゃんと数字としても表れていると考えています。
今日感じたこと。
何気に聴力検査が好き ということ。あの静かな電話ボックスの中にすわって、立派なヘッドホンをつけ、モヒがつぶれちゃうんじゃないか などと心配する余裕もなく流れてくる あの音。目を閉じ(目は閉じなくてもよいのですが)、意識を集中させる感じがたまらなく好きだな、と。そこで聞こえてくる音、その音が消えたあとの本物の静寂、その時間が気に入ってしまったようです。普段生活していて、本当に無音の状態にはなかなか出会えないものですよね。そう考えると、無 という状態を経験できる貴重な時間だとも思えるわけです。
現在イーク表参道では、フリーランスの方向けの期間限定のプランもご用意しています。ありがたいことに、この思いつきにちゃんと反応して下さる方がすでに何人もお受けくださっています。ありがとうございます。結果は3週間前後で郵送されます。安心していただくと同時に、これからの人生設計にお役立ていただければと願っています。