こういうことができる人になりたい
ひろしまヨガピースでは、講座のあとに裏千家のお茶を楽しませていただいたり、厳島神社に参拝したり、大鳥居をバックに記念撮影したり、広島焼食べなきゃ とお肉もイカもエビも入っているスペシャルを頼んでみたり、もちろんもみじ饅頭の焼きたてを美味しい緑茶といただいたり と、すっかり観光モードでした。
何度かお会いしている方たちが一緒に島をめぐってくれたわけですが、そのうちのおひとりは初めてお会いする方でした。みんなで宮島をさんざん楽しみ、フェリーでも瀬戸内海の気持ち良い凪を眺めながら人生におけるヨガ哲学 みたいなお話しをしつつJR宮島口まで。ここで解散となったわけですが、その別れ間際にそっと小箱を手渡してくださったのが初めてお会いした方。
その小箱は見て、すぐにもみじ饅頭の詰め合わせだとわかりました。一緒に島をめぐっていましたから、私がもみじ饅頭を買っていないことをご存知だったからでしょうか。正直、広島宮島に来たらもみじ饅頭でしょ、と思っていた私は 家族やまわりへのおみやげとしてもみじ饅頭を買うかどうか迷っているうちにフェリーに乗ってしまった、という感じでした。そんな経緯もあったため、このタイミングでもみじ饅頭を持たせてくれた彼女の配慮に感激したし、なかなかできることじゃないと尊敬すらしました。
私自身、タイミングよく誰かになにかをプレゼントする という能力が若干 残念だな、と自分でも自覚をしているほど、プレゼント下手と言いますか、できる人ってすごいな と思う気持ちがいつもあります。今回も、タイムキーパーをしてくれた方に、せっかくからだに良さそうなお菓子の詰め合わせを準備したのに広島へ持っていくのを忘れたし。スタジオのオープンに際し、多くの関係者のみなさんがお花や鉢植えを贈っておられたのをスタジオで目の当たりにして、私も贈ればよかったと思ったり。ホームパーティーにおじゃまするのも、仕事終わってぎりぎり直行したため私だけ手ぶら
なんてこともありました。
タイミング良く、相手に負担にならないものをプレゼントする ってほんとに素敵なこと。でも、心配りできる方はごくごく普通のこととしてさらっとなさるから、さらに素敵です。相手のその先の行程や荷物を考えて、かつ値段的にも重荷にならないようなものを、さらに言えば いつ準備したの!みたいな。こういうことができる人になりたいなぁって心から思いました。