2016年度 JISSキックオフ

国立スポーツ科学センターで、今年度のキックオフがありました。私が関わらせていただく女性アスリートの育成・支援プロジェクトは今年度で4年目。さらに動きを拡大していくとの目的から、プロジェクトに関わってくれるJISS所属のメンバーが増えています。ただ私同様 昨年度、一昨年度から引き続きのメンバーも多いため、順調な年度のスタートとなりました。 

JISSには、晴れ渡った青い空がよく似合いますね!



昨年度の仕事もいい感じでまとめられ、報告書やマニュアルとしてスポーツの世界でお役に立っていくだろうと思います。



今年度は 2014年2015年と2年継続されたテーマが一旦の締めを迎え、継続されるもの、新しいものいくつかありますが、女性アスリートにおけるジュニア期、妊娠中および産後期は特に、産婦人科医として大きく関わらせていただく分野となります。

女性アスリート育成・支援プロジェクトの中でも妊娠期・産後期のアスリートサポートについては、これまで積み上げてきた内容やこれからに向けての提言を 11月の臨床スポーツ医学会でシンポジウムとして発表することが決まっています。臨床スポーツ医学会でシンポジストを務めさせていただくということはたいへん光栄なお仕事であり、とてもうれしいですが、同時に身の引き締まる思いも感じています。

これまでの成果すべてはチームでやってきた仕事。土肥先生はじめ各先生方、トレーナー、メンタルサポート、スポーツ栄養士、みんなでまとめていこうと思っています。そして慈恵において女性スポーツを牽引してこられた 大好きな落合先生にもご指導を仰ぎ、多くのスポーツ関係者のみなさまに役に立つかたちでシンポジウムを提供できるよう準備していきます。

本年度も、みなさんの現場で使える情報をJISSからお届けしていきます。どうぞお楽しみになさってくださいね!

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