情報収集も仕事のうち

近ごろの女性誌は たとえばファッション誌であっても、かなり専門的と思われる知識まで載っており、驚かされることがあります。
健康、美容メインの雑誌であれば、さらにその傾向は顕著です。

画像1

読者がそれだけの情報を求めているからなのか、インターネットの情報に負けないだけの内容を提供しないとなかなか読者を確保できないからなのか、そのあたりは分かりかねますが、患者さんが得ているであろう情報であることは間違いありません。

画像1

画像1

特別付録として、別冊になっているものすらあります。
特に妊娠に関する情報は、繊細な扱いをされるべき情報が多いと思っています。
しかし、目を通してみると、様々な受け取り方ができてしまうような表現をされていることが少なくありません。

画像1

がんについての情報もまたしかり。
こちらも、非常にナーバスな話題です。
どのページにも、その分野に通じた医師が監修に当たっており、問題はないはずです。
でも、以前雑誌を監修した経験からするとと、文字数の関係、スペースの関係などで本意ではない文章に出来上がってしまうことは皆無ではありません。
世の中に出回っている情報をいろいろな角度からキャッチしておくことも、私の仕事です。
患者さんは、これらの情報を得てからクリニックにいらっしゃることも多いから。
私の長期目標のひとつに『新しく正しいとされる情報を、必要とする女性に正確に届ける』という項目があります。
情報過多のこの時代に、どれが正しそうでどれはおかしな点があるか、専門的な知識なくしては判断つきかねることが多いと思います。
だからこそ、さまざまな勉強会で正しいと思われる情報をきちんと更新し、私の中でも理解した上でみなさんの元へお届けしたい。そう願っています。

関連記事