くろちゃんから学ぶこと

私の大切なgym友が、8月いっぱいでgymを退会しました。くろちゃん。
故郷である北海道にひとり暮らす妹さんの体調が下り坂で、その妹さんと一緒に過ごせるようご家族共々 引っ越すことに決めたとのこと。そのための退会でした。

画像1

くろちゃんは私のgym友の中で、たいへん失礼な表現ですが 最高齢の部類にはいる友達。
私がまだまだ若く、今よりももっととんがっていたころに声をかけていただき、それからはgymにおける私の保護者のように近い距離で仲良くしていただきました。
当時、私は考え方もまだまだ未熟で、仕事ではなく趣味の時間に訪れるgymにおいて コミュニケーションに労力を費やす必要はないだろうと考えていました。(yogaのスタジオでは今でもそうですが…) そのため、ロッカールームでもラウンジでも、何度となく見かけたことがある方に挨拶をすることもなく、ドライヤーを使いながら雑談をすることもなく過ごしてきていました。そんな私にくろちゃんは声をかけ、言葉ではなくその行動で私に教えてくれたのです。
『わざわざ敵をつくる必要はないよ。普通に会釈するだけでコミュニケーションは十分とれるんだよ。』
くろちゃんはその笑顔が示すとおり、誰にでも好かれ、誰からも声をかけられる存在でした。そんなくろちゃんが私をトモダチにしてくれたことによって、たくさんの方々と話せるようになり、いつしか くろちゃんの友達とも トモダチになれていたのです。
職場での立場や社会的な肩書き抜きに、言葉通りハダカのつきあいができる場はそう多くはありません。だからこそ今でも、仕事が終わると 少なくとも1人はトモダチがいるであろうgymへ足繁く通うわけです。
くろちゃんにはたくさんのことを学ばせていただきました。
物理的な距離は離れますが、気持ちはいつでも近くにいます。本当にありがとう!

関連記事