女性医療フォーラム@錦糸町
城東女性医療フォーラムが開催されたため、新しい知見をお聞きしに行ってきました。
今回のテーマはコルポスコピー検査と、EP配合剤(OC剤=低用量ピル)の血栓症リスクについて。
イーク表参道では、子宮頸がん検査で異常が指摘された症例に対して施行される精密検査(コルポスコピー及び生検)を行っております。
責任をもって結果をお伝えするために、これまで慈恵で学んできた知識にプラスして、細胞診組織診のエキスパートの見解を学んできました。講師は慈恵医大の大先輩でもある小田瑞恵先生。
コルポスコピーに関するベーシックな内容から、先生ご自身がなさっている工夫やテクニックまで、改めて学ばせていただきました。
そして、EP配合剤の血栓症に関する権威 若槻明彦先生の講演はもう3回目。尊敬すべきは、お聞きするたびに内容が少しずつ更新されていること。先生の研究が継続してきちんとした結果を出し続けていることの裏返しでしょう。
お二方どちらの講演も、はるばる錦糸町まで聞きに行った甲斐がありました。
小田先生のお話しでは、子宮頸がん検査の結果の表示方法が変更され、ベセスダ分類に統一された今年の4月以降、コルポスコピー及び生検を必要とする症例はやはり増えているそうです。そのため、総合病院や大学病院レベルの病院では精密検査のための予約がかなり先になることもあるそうです。
イーク表参道で信頼性の高い精密検査を行うことが、世の中の役に立つことを再確認できて、たいへん嬉しかったです。