ベストな朝のためにできること
よく言われます。この時期にはさらによく言われます。
「お忙しいのにほんとお元気ですね!」
そのあとに続くのはたいてい「何時間寝てるんですか?」 「風邪ひかないんですか?」
確かにこの季節は普段の仕事、プラスαの仕事、ミーティング、取材 など普通にある上に忘年会など会食の嵐。そこへ世の中の流行り病があったりと、体調を崩している人は私のまわりでも少なくありません。小さなお子さんのいる家庭では、正直防ぎきれない感染もあったりするかと思いますが、私自身代わりの利かない仕事をしているという自覚のもと、何事もなくこの季節を過ごしていけるための努力は惜しみません。
まず、徹底した手洗いうがい、鼻うがい。私、前世はアライグマかと思うほどよく手を洗います。さらに、しっかり洗った手でしっかりうがいもします。そして自宅では鼻のうがいも。ヨガの世界ではネティポットという専用のツールを用いて鼻の内側を清める習慣があります。多くの感染が、手などからのウイルスや細菌が鼻や口の粘膜へ接触することによって成立することを考えると、手洗いうがいが原則だと信じています。
次に、やらないことを選択すること。あたりまえですが時間の制約の中ですべてのお誘いにはお応えできないわけで、その中で実行することと実行しないことを選ぶ必要が出てきます。漫然と他人の時間軸に身をゆだねるのではなく、自分の時間軸においてやることを選び、やらないことを選ぶようにしています。中でもやらないことを選ぶことは、意識しないとなかなかできません。そもそも体調を崩しやすい頃だからこそ、意識して「やらないことを選ぶ」勇気を持つようにしています。
そうすることによって自分のための時間が生まれます。時間があるからトレーニングする、時間があるからヨガできる、のではなく、トレーニングのための時間を確保するためになにを「やらない」と決めるのか、その選択を普段よりも厳密にするよう努力しています。
最後はよく寝ること。今年の年末は締め切りに追われることもなく自分のペースで過ごせています。そんな時には質の高い睡眠を。これは夜だけではなく昼寝もしかり。お昼休みに頭を休める時間があれば、午後もフルスロットルで走れるものです。すべてのことを少しずつ早め早めにまわしていくと、ベットへ入るタイミングも早くなるものだなぁと感じています。
自分にとってベストなコンディションの朝を迎えられるために、自分にできる対策をする。これも仕事のうちと考え、楽しみながらこの冬を越していきたいと思っています。明日が大事な日だ!という前の夜は、できることをして早めに眠りにつきませんか?毎日がそんな日、と考えればその前の過ごし方も変わってくるのではないかと思います。
みなさんも元気に年末をお迎えください。