ドーム キックオフパーティー 2017@有明コロシアム

2017年のドームのスタートをみなさんとともに切る ドーム キックオフパーティー 2017が開催されました。有明にあるドーム本社のまさにおとなり、有明コロシアムでの開催。4000人を越えるステークホルダーのみなさんがお集まりくださいました。

今年のテーマは『UNDERDOG ~HUMBLE &HUNGRY』。UNDERDOG とはまさに「負け犬」。ドームはスポーツ産業において近年の業績を見る限り「UNDERDOG 」とはほど遠いわけですが、なぜ2017年のスタートに「UNDERDOG 」を掲げたのか。それは、いつまでも現状に満足することなく、挑戦し続けていく姿勢、を示したものと考えています。

 

KOP恒例 社長のわくわくするプレゼンテーション。今回は、ドームのプロジェクトの柱でもあるAIP(アカデミックインフラストラクチャープロジェクト=部活や体育施設、大会運営など学生スポーツの現場を産業化することを目指すプロジェクト)から、関東学院大学や筑波大学との取り組みが中心でした。

さらに、こんな予定はまったくなかった、と言ってもいいほど予定外だった2016年のドームと法政大学フットボール部の取り組みに関しても、今後どんな展開が待ち受けているんだろう と思わせてくれるものでした。実際に強い競技チームを持つ大学に高校生は憧れ、目指す受験生は増えます。現在すでにある学校としての資産や潤沢な学費収入を背景に、当然入学のための競争率は上がり、入学に必要な偏差値や大学のランキングも上がっていくことでしょう。その先には、学生時代のスポーツを通じて人間形成し、社会貢献する若い大人が増える、そんな明るい未来が見えます。

法政フットボールはそのチーム名さえ『法政オレンジ』と名前を新たにし(以前のチーム名はアメリカ先住民族を蔑視する呼称であったため)、指導者の体制も整い、ウェアも最新のテクノロジーを駆使した新たなステージへ向かっています。そこに、コンタクトスポーツの現場では避けて通れない「脳震盪の問題」への対応策の制定をはじめとした、医療的な関わりがプラスされていくことでしょう。私自身、今回の「法政オレンジ」をイメージした衣装で参加しました。

(サポートしている福岡・精華女子高等学校バスケットボール部コーチと共に)

 

毎年、何かしらのサプライズがあるドームのKOPですが、今年はなんとプロゴルフのジョーダン・スピース選手が登場!これは本気のサプライズでしたね。そして、23歳とは思えないような本当に素晴らしい人間性を感じさせていただけたスピーチ!正直、驚きました。弱冠23歳ですからね。多くのスポーツ選手に聞いていただきたい名スピーチだったと思います。

「僕はいろんな経験をして、まわりにいる人たちに影響を及ぼす立場にいる(ことができている)のだから、それが良いものとなることを心がけている」

私も本当に似たようなことを常に心に、日常を過ごしております。でも、23歳で言える言葉ではありません。なんて素晴らしいアスリートなんだと泣きそうな気持ちで聞いておりました。日本にもこんなアスリートが、こんな上に立つ人が、こんな指導者が増えていったらいいなあ!と。

 

最後はいつものごとく、加藤ミリヤさんのステージ上でドームゆかりのアスリートたちと盛り上がり、閉幕。ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。今年のドームに、ぜひご期待ください!

(女子プロゴルフの馬場ゆかりプロ、一ノ瀬優希プロとステージ上で)
 

 

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