酸化ストレス度・抗酸化力測定
イーク表参道で、酸化ストレス度測定および抗酸化力測定を行いました。
酸化ストレスとは「酸化反応により引き起こされる生体にとって有害な作用」のことです。 生体は呼吸により酸素を取り入れます。また食物を摂ることによって糖質、脂質、タンパク質などの栄養素を取り込んでいます。栄養素からエネルギーを産生するためには呼吸によって取り入れた酸素をもちいて栄養素を燃やす『酸化』がどうしても必要です。生体内での酸化と抗酸化のバランスが崩れ、『酸化』側に傾くと生体にとって好ましくない状態、つまり酸化ストレス度が高い状態を引き起こす とされています。
酸化ストレスを抑えるためには『抗酸化』の力を強くすることが必要となります。
また、栄養素の多くが分解され、酸化される際に、酸素は『活性酸素』と呼ばれる物質に変化します。活性酸素は酸素よりもずっと酸化する能力が高いため、過剰な活性酸素は生体に良くない影響を与えることが知られています。老化、動脈硬化、皮膚の変性(しみ、しわ)、その他循環器、呼吸器、消化器、アレルギー、眼の疾患などとの関連も報告されています。活性酸素を打ち消すことができる抗酸化力の強い食品やサプリメントなどにより、多くの疾患を予防できる可能性が高く、予防医学のなかで注目されている分野のひとつです。
私は日本抗加齢医学会専門医としてこの分野の勉強をしていますが、実際のところ全貌をうまく理解できている段階にまでは至っておりません。これからの日本において、疾患に罹患する以前に予防をすることが大切になってくることは間違いありませんので、さらに勉強と経験を重ねていきたいと思っています。
私の酸化ストレス度(d-ROMsテスト)は 314U.CARR
正常が200~300U.CARRですから、若干酸化ストレス度が高いということになります。
抗酸化力測定(BAPテスト)では 1915umol/L
最適な抗酸化力は2200umlo/L以上ですから、こちらも若干低めでした。
体内において、活性酸素、フリーラジカルが過剰に作られる状態としては
・ストレス ・喫煙 ・不規則な生活 ・偏った食生活 ・過剰な紫外線
・激しい運動 ・過剰なアルコール摂取 ・環境汚染
私に当てはまりそうなものは
・偏った食生活(肉・魚・卵・乳製品摂らない)
・過剰な紫外線(日焼け止めしない・太陽が大好き)
・激しい運動(私にとってはそれほど激しく感じませんが、一般的な運動量で言うと多分激しい)
数値的には、もしかすると若干改善した方がbetterなのかもしれませんが、私としては大きなストレスを感じることもなく毎日しあわせに過ごせておりますので、まぁこの結果はこの結果として受け入れて と思っています。
豆知識☆
抗酸化食品とよばれる抗酸化力の強い食品としてビタミンC、ビタミンE、ビタミンAを多く含む緑黄色野菜、セサミンを含むごま、ワインなどに含まれるポリフェノールなどが知られています。
なにごともバランスです。veganの私が言うのもおかしな話ですが、かたよりすぎることなく、ひとつの物事にとらわれすぎることなく楽しくhappyな食を選んでいきましょうね。