今年も SPORTEC 2017 へ

今年も日本最大級のスポーツ・健康産業総合展示会であるSPORTEC にて、運動指導者のための講座を担当させていただきました。特にヨガの指導者に特化させたプログラムを多く展開してきた私にとって、トレーナーやコーチ、部活の指導者といった、私が専門としている分野のお話しをもっとお届けすべき相手まで、まだまだ声が届いていないという思いを常に強く持っています。だからこそSPORTEC に招聘いただけることは私にとってたいへんありがたく、女性スポーツや婦人科スポーツ医学に興味を持つ方を掘り起こすための貴重な場とさせていただいています。

昨年はダンスコンテストの会場と隣り合わせで、かつ時間帯もモロかぶりだったため、楽し気な重低音の効いたミュージックに負けないよう、声を張り上げての90分だったことをよく覚えています。今年はまさに講義のために準備された会場で、かつ定員も増えました。そして用意されたお席はほぼ満席。本当にありがたいことです。そしてSPORTEC の講座における最大の特徴は、男性の受講者が大半を占めること。普段、女性の運動指導者にお話しする機会の多い私にとっては、こういった点においてもありがたい場です。

SPORTEC にご参加の場合、名刺を名札代わりにしたものを身に着けておいでですから、どこのスポーツクラブから聞きに来てくださっているか、私にも一目瞭然です。ゴールドジム、オアシス、ライザップといった、馴染みのあるクラブやジム所属のみなさまから岡山、香川となかなかご挨拶できないようなパーソナルのジムの方まで、幅広くお聞きくださいました。

今回はフロアからの質疑もたくさんお受けすることができましたが、さらに講義後お残りくださって、直接ご挨拶いただいたみなさんの熱意をひしひしと感じております。遠方からはなかなか私の講義に参加できない、もっと学びたい、そんなお声をたくさんいただき、本当にありがたく思うと同時にどうにかできないものか真剣に考えております。