名前をおぼえるということ
この春、私がよくお世話になるやさい家めい 本家(表参道ヒルズ店のこと)からひとりの学生アルバイトの子が巣立ちます。
店のfacebookを通して、ねぎらいの言葉をかけたところ、こんなコメントが返ってきました。
高尾様。
ありがとうございます。
高尾様は私にとって、初めて名前で呼んでいただいたお客様でした。とても嬉しかった出来事で、今でも鮮明に覚えています。
今後とも、本家をよろしくお願い致しますm(_ _)m
私は普段お世話になるいろいろなところで、スタッフの名札を見るくせがあるようです。くせ というより、気がつくと自然にしていることではあるのですが、その方の名前がわかるのであれば名前で声をかけたほうが間違いなく反応もよく、コミュニケーションのはじまりになることが多いように感じています。
まだまだ若いスタッフの方からこんなお返事をいただくとは思いもよらず、とてもあたたかい気持ちにさせていただきました。
普段よく行くgymでも、トレーナーやインストラクターがメンバーの名前を把握したうえでコミュニケーションを取っている場面に出合います。もちろん、みんながみんなそうであるわけではないため、メンバー側からしても、とても気持ちのいい時間となります。
名前はあくまで個人情報ですのでさまざまなケースが考えうるとは思いますが、勤務中で名札を着けて働いている方であれば、お名前でのコミュニケーションを取ってみるのもいいかもしれません。これまでとはちょっとだけ違う人間関係がはじまる なんてこともあるかも。
メッセージをくれた彼女は、大学を卒業し就職するそうです。控えめではありましたがサービス業としての心配りは十分すぎるほどで、かつ英語は抜群に堪能。素敵な素質を活かし、これから新天地でのご活躍をお祈り申し上げます。